2003年4月8日

Utah JazzGS Warriors

今年はストックトンが引退する年。(って数年前も言ってた気もするけども)
前に行った時は使い捨てカメラで失敗したからもう一度って事で行ってみましたオークランド。

でもチケットを探す段階でつまずく・・・なんなんだ、この高さは!!!
前から3番目の席で$400台。今までは$200台だったのに・・・。
他に残っていたのは前から15番目(+5席)で$110。この場所なら12月に$80で買えましたね。
$400台のチケットは余ってました。調べただけで7席。
そりゃ、そんなに高くしたら買う人も少なくなるわな。
チームが好調だから値上げしたのかな・・・嫌な感じです。
もともと弱かった時だってオークランドには結構客が入ってたのにさ。
ちょっと強くなったからって・・・まったく(怒)

いくら待っても空きの席はないし、値段も変わらないからチケットマスターはあきらめオークションへ。
最終戦のレイカーズ戦はあるけどユタ戦はあんまりない・・・。
3階なんて買ったって意味無いし・・・。
目指すは一階で10番目以内・・・で、探していたけど一枚で売っている人はいない。
ほとんど2枚組み。
と、いうわけで妹も巻き込む事に。
結局9段目の席を$175の”Buy It Now”で落札。パーキング代も含まれているから普通に買うより安かった。(定価一枚$89)
この人はシーズンチケットホールダーみたいで他にも前から2番目の席を2枚組で売っていたから一枚だけ買うことは出来ない?って頼んでみたけどやっぱり駄目でした。
まぁ、チケットマスターで15番目を$110で買うよりずっといい席とれて良かったです。

戦争中だからスタジアムに入る時のチェックが増えてました。と、いっても金属チェックがプラスされただけですけど。
ステイプルズセンターではいつでもやってますしね。
ただ問題なのはポケットの中に隠していたカメラの望遠の部分を出さなくてはならないということ。
もしかしたら望遠付きのカメラは駄目だって言われるかも・・・(ステイプルズセンターでは言われました)
どきどきしながらゲートをくぐったけどお咎めなし。は〜良かった。

入り口を抜け、バーを抜けるとコートが見える。
妹はバーにも「あ〜すご〜い」。前から9番目(+5席)の席にも「わ〜近〜い」と感嘆の声をあげる。
そう言えば僕も最初に来たときはそうだったなぁ・・・と昔を思い出す(笑)。
初めて1番前の席に座ったときは、こんな若造がこんな前に座ってもいいのだろうかとか思ったしね(笑)

試合前の状況としては、ウォリアーズが4試合残して37勝40敗。まだPO進出の可能性はあった。
ユタは2連敗中の45勝32敗。

選手が登場し、ウォーミングアップを始める。
いつも通りのレイアップなどの練習の後、シュート練。ストックトン自らセンターにあるボールを取りに行く。う〜む、さすがだ。

試合開始。
観客も強豪相手だから序盤から応援に力が入る。
そのおかげか、ウォリアーズのシュートが入る、入る。特にアリーナスも3Pを連発。
FG成功率68%。67−55のウォリアーズのリードで前半終わる。
この時点でアリーナスは23得点。
ストックトンの動きは軽快で本当に41歳とは思えません。ノールックも炸裂してアシストも好調でした。
マローンはやっぱり手が早くて、マーフィーが苦戦してました。スピードだけならマーフィーの方が速いんだけどね。
それにしてもユタのパスワークはすごいですね。パスをよく回すのは知ってましたけど実際に見るとかなり狭い場所にパスを通してました。
あんなに狭くてもパスは通るんだって参考になりました。
ストックトンとマローンだけじゃなく、ユタの選手全員にパスの意識っていうのがキッチリ植えつけられてます。

ピックアンドロール成功の図

3rdクォーターが始まる。ユタはここで一気に点差を詰めたいところ。でもウォリアーズも粘る。
まだプレイオフ進出の夢はあるからウォリアーズには勝って欲しい。でもあんまり負けすぎるとプレイオフ逃すからユタにも負けて欲しくない。
どっちを応援したらいいんだ〜みたいな感じであんまりのれなかったかな。
でもあんまり点差が開きすぎるとストックトン終盤出ないんじゃないかな・・・ってふと思ったんだけど、その予感的中。大差が開いた3rdの終わりからまったく出ず。
後でスタッツ見たらたった19分だったよ。ウォリアーズのばかやろ〜(泣)
「今シーズンでベストの試合だった・・・」(ウォリのコーチ談)

よりによってユタの試合で圧勝するなよ〜(泣)

マローンも下がり、4thはほとんどベンチvsベンチ。いや、ウォリのベンチは好きだからいいんだけどね。

ダンピアーがドリブルついたらストックトンがダブルチームに行きそうな気配。

残り6分でウェルシュ(ウェルチェ?)登場。半分ぐらいしか残っていない観客も大声援を送る。
このユィリ・ウェルシュという選手、なぜか人気がある。僕も好きな選手。ドラフト16位でチェコから。
PTはほとんど貰えず、圧勝か大敗の場合のみ最後のほうで出てくる選手。
ただチーム内の評判もよく期待度も高い。ヨーロッパ人特有のシュートの上手さを持っていて僕も期待してます。
前までは試合に出れても何もせずに終わってたことが多かった。でも最近の試合では出たら必ず何かするぞっていう姿勢を見せていた。
チーム内でも彼に経験を積ませるつもりなのでしょう、彼用のプレーも多かった。スクリーンをかけてもらってフリーになったウェルシュにパス。
結局、この日のシュートを4本とも外したけど、ゴール下での力強いプレーや、やる気のあるプレー を見せていた。
観客もそのワンプレーごとに大歓声。オフェンシブ・リバウンドからゴール下のシュートでファールを貰ったときなどはこの試合1番の大歓声を上げる。

妹も不思議がり、「何でこの選手はこんなに人気あるの?」
やっぱり上で述べた理由+地元愛でしょうね。
それ以外の僕の知らない理由があるなら教えてください。

結局128対102でウォリアーズの勝ち。
見るときは圧勝より接戦の方が良かったなぁ・・・。

Stockton vs Arenas 直接対決


時にはプレッシャーをかけ・・・


時にはある程度フリーにさせる・・・。


ストックトンのドリブルからの片手パスが好きだな〜


完全に逆つかれてます。でもアリーナスならリカバーできそう。

余談。
この試合珍しく3回ほどT−シャツを得るチャンスがありました。こんなチャンスは初めてです。
1度目。一つ前の列の席にT−シャツが飛んでくる。丁度前は空席だったんだけど、その空席の両脇の席のおっちゃん二人で取り合い。
本気モード入ってたね。いや、まじで。
左側の60歳近いおじさんが力ずくで奪い取り(笑顔なし!)、勝利。右側のおじさんは笑ってたけど、内心悔しかったでしょうね(笑)。
2度目。立っていたら絶対取れた。
3度目。試合終わってすぐになぜかまたT−シャツが飛んできて、すぐには気づかなかったんだけど、またしても前の席の左側のおっちゃんがキーパーよろしく右に飛んでスーパーセーブ。
弾かれたボールはゴールを外れ・・・じゃなく僕をはずれて僕の右側の空きの席に飛んでいってしまった・・・。
あれ絶対前の人が弾かなかったら僕の胸元に飛びこんできたよ。それか顔面強打(笑)
と、まあウォリアーズに関係のないT−シャツに(真っ黒に文字のみ)、ここまで強欲になれたおっちゃんに乾杯!!(すでに一枚ゲットしてたのにね・・・・)

Utah Jazz box score

選手名
出場時間
FGM - A
リバウンド
アシスト
ファール
スティール
TO
ブロック
得点
Calbert Cheaney
30分
5-11
6
3
1
1
2
0
12点
John Stockton
19分
3-5
1
8
1
0
1
0
7点
Karl Malone
28分
8-15
10
5
3
2
2
0
17点

Matt Harpring

25分
3-7
6
2
2
0
1
0
12点
Greg Ostertag
12分
0-2
5
0
3
0
1
1
0点
Andrei Kirilenko
25分
3-14
2
2
0
0
0
3
8点
Scott Padgett
22分
2-10
6
3
4
0
2
0
5点
DeShawn Stevenson
22分
6-10
1
1
4
2
0
1
13点
Carlos Arroyo
20分

6-10

2
3
3
0
1
0
16点
John Amaechi
16分
2-5
3
1
3
0
0
0
4点
Tony Massenburg
12分
4-8
1
1
2
0
0
0
8点
Mark Jackson
9分
0-2
1
4
1
1
1
0
0点
Total
240
43.4%
44
33
27
6
11
5
102点


Golden State Warriors box score

選手名
出場時間
FGM - A
リバウンド
アシスト
ファール
スティール
TO
ブロック
得点
Jason Richardson
29分
4-10
5
4
2
1
2
0
11点
Gilbert Arenas
35分
11-21
4
5
3
2
2
0
34点
Antawn Jamison
33分
4-11
3
3
0
1
0
0
16点
Troy Murphy
33分
3-6
12
0
3
0
5
2
13点
Erick Dampier
25分
3-5
4
1
4
0
1
3
10点
Earl Boykins
13分
1-1
1
2
0
0
0
0
2点
Adonal Foyle
23分
6-7
9
0
3
0
0
5
12点
Mike Dunleavy
24分
6-9
6
5
0
0
3
0
17点
Bob Sura
19分
4-6
1
5
1
0
0
0
11点
Jiri Welsch
6分
0-4
1
2
0
0
0
0
2点
Total
240
52.5%
46
27
16
4
13
10
128